卒論配属を控えた皆さんへ
山根研究室のホームページを閲覧いただき、ありがとうございます。
本学の機械工学科内には魅力的で多種多様な研究室がありますので、卒論配属の研究室をどこにしようか迷っていることでしょう。特に、山根研究室は2020年4月に発足した比較的新しい研究室ですので、皆さんの疑問に少しでもお答えできるよう、山根研究室の運営方針などの情報を Q&A 形式でお届けします。
教員や研究室生活について
- 教員の経歴は?
東京大学で2011年に博士号を取得後、米国UCLAでの研究員、東京工業大学での助教を経て、2020年4月に立命館大学の准教授に着任しました。 - 教員の目指す研究室像は?
世界最先端の研究成果を継続的に発信し続け、日本を代表するMEMS・マイクロメカトロニクスの研究拠点にしたいと思っています。一方で、学生の皆さんにとっても居心地の良い研究室をつくりたいとも思っています。 - 研究室の仕様は?
各自に専用のノートパソコン(SSD)・モニタ・机・椅子などを用意します。学生室の様子を知りたい方は教員まで気軽にご連絡ください。 - コアタイムは?
特に定めません。各自のペースで着実に研究を進めてください。 - アルバイトは?
アルバイトを通じて学ぶことも多いと思いますので、研究に悪影響が出ない限り特に制限しません。 - 研究室内の情報交換は?
メールのやりとりを減らすため、全体連絡・個別連絡ともに、Slack に集約しています。オンライン会議も日常的に行っています。 - 研究室イベントは?
皆さんと相談して行いたいと思っています。
※2020-2022年度:コロナウイルス感染拡大の影響で、対面イベントは控えました。 - 卒業後の進路は?
これまでのところ、大半の学生が自主的に博士課程前期(大学院)への進学を希望しています。
学部生・大学院生の就職先については、卒業生のページをご覧ください。
研究活動について
- ゼミは?
●研究準備期間(3回生の秋学期後半、4回生の春学期など):
週に1回程度、進捗について発表してもらいます。また、教員から、研究の進め方やMEMS技術に関する基本事項の講義も行われます。毎回、全員が発言する活発な議論が生まれています。
他にも週に1回、論文や書籍を用いた輪講を実施して、関連技術について自由に議論しています。
※2020年4-7月(2020年度配属生対象)、2021年2-7月(2021年度配属生対象)は、コロナウイルス感染拡大の影響で全てオンラインで開催しました。その後、対面とオンラインを適宜使い分けています。
●研究スタート後:
研究進捗に合わせて柔軟に調整しています。研究室全員で集まるよりも、研究テーマ毎に打合せをする機会が多くなります。 - 研究テーマの決め方は?
教員から候補を提示しますが、皆さん独自の提案も大歓迎です。得意分野や興味に応じて、よく相談し、納得してから研究テーマを決定してもらいます。 - 予備知識は?
特に必要ありません。配属後、ラボ内の講義or演習or実験形式で一通りの基本知識・技能を習得できます。 - 英語力は?
現時点での英語力は問いませんが、研究を進める上で英語力は必要不可欠です。配属後、個々のレベルに応じて教員が指導します。 - 共同研究は?
国内外の多数の研究機関・企業と共同研究を進めています。共同研究は実践的なテーマも多く魅力的ですが、その分責任をもって取り組む必要があります。 - 学会発表は?
国内外問わず、積極的な研究発表を期待しています。毎年、学部生・大学院生を問わず、多くの学生が学会参加(出張扱い)しています。
発表練習は、ゼミの一環として行います。質の高い発表を準備するのは大変ですが、大きく成長できるチャンスでもあります。