スマート・マイクロメカトロシステムとその応用技術

マイクロメカトロニクス分野では,MEMSMicro Electro Mechanical Systems、微小電気機械システム)・マイクロマシン技術を用いて微小かつ多機能な電気機械デバイスが生み出されており、すでに皆さんの身の回り(スマートフォンやクルマ、家電など)でも様々なマイクロメカトロニクス・デバイス(例:チップサイズ慣性センサ、マイクロフォン、マイクロミラーなど)が利用されています。

当研究グループではMEMS技術を基盤として、ヒト・モノ・社会がシームレスにつながる今後のCPS(Cyber-Physical Systems、実世界と仮想世界の融合システム)時代へ向けて、特に環境変化に自律的に対応できる“スマート”な機能を有した微小センサ/アクチュエータ/エナジーハーベスタなどの研究開発に取り組んでいます。機械工学、電気電子工学、ナノ・マイクロ科学、材料科学、情報工学をはじめとした多くの異分野技術を柔軟に融合し、新たな価値を創出する学際領域の研究分野です

ものづくり環境として、立命館大学の世界最先端のマイクロ・ナノ実験設備を利用して、肉眼で見えないミクロの世界をでデザインし、新しいデバイスとその応用技術を開拓できることが大きな強みです。

国内外の多くの研究者とも共同研究を推進していますので、学部~大学院時代にグローバルな仕事も体験できます。

研究が好き/興味がある学生、MEMS・マイクロマシンに興味のある方、大学での研究室選びや大学院進学を検討されている方はいつでも相談・見学ができます。他大学や他分野・学科の学生や、アカデミアに関心のある企業の研究者も歓迎します。
⇒まずは担当教員(山根:dyamane (at) fc.ritsumei.ac.jp ← ”(at)”を”@”に変換)までご連絡ください。

現在推進中の研究テーマ

  • MEMSエナジーハーベスタ
  • MEMS物理センサ
  • 集積化CMOS-MEMSデバイス

2023年10月 ラボ紹介ポスター